登米材

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登米材の特徴

「登米材」は宮城県登米市産の森林認証材を使用した木質建材です。
宮城県登米市はFSC森林認証を取得して世界基準で森林を管理しています。
また登米市森林管理協議会では、森林認証材の流通を一元的に管理することによりトレーサビリティを確保。
さらに伐採から加工までを宮城県内で行う事で、木質建材としての安定供給体制を整えています。

登米材の特徴

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宮城県登米市産材を使用

「登米材」の産地は宮城県の北東部に位置する登米市(とめし)。市域の41%、22.2千haを占める森林は、肥沃な耕土と清らかな水が美味しいお米を育て、ラムサール条約指定登録湿地の伊豆沼には多様な生物が息づいています。また登米市登米町は江戸時代に伊達支藩の城下町として栄え、伐出された木材が武家屋敷建築や明治時代の重厚な洋風建築に活かされています。
森林の現況は市内森林面積22.2千haのうち民有林は19.5千haで森林面積の88%を占め、高性能林業機械を活用した集約化施業による積極的な利用間伐の推進を図るなど、宮城県における森林整備と素材生産が特に盛んな地域です。

登米市内森林の現況

所有形態別森林面積 民有林樹種別森林面積
宮城県登米市

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適切に管理された森林の木材を使用

「登米材」はFSC森林認証材のみを使用しています。 豊かな恵みを与えてくれる森林を有効に活用しながら次の世代へ引き継ぐ為に、登米市有林と市内森林組合管理森林ではFSC森林認証(FM認証)を取得(FSC C132109)。市内民有林の実に47%、9,167haを認証林として認定されています。 また、登米町森林組合では林産物の適切な加工、流通を行うCoC認証を取得(FSC C134214)しております。

FSC認証

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素材流通の一元管理~
トレーサビリティの確保

「登米材」に使用されている木材はトレーサビリティが確保されています。 FSC森林認証を管理する組織として、登米市と市内森林組合で「登米市森林管理協議会」を設置。登米市内で産出される全ての認証材(素材)を登米町森林組合が一元的に取扱い、CoC認証を取得している製材所のみに流通することで、認証材を確実に届ける仕組みが整備されています。

登米市森林管理協議会

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伐採から加工までを宮城県内で

「登米材」はすべての工程を宮城県内で行う事で、品質と納期を確保しつつオーダーにも柔軟に対応する事が可能です。

01 伐採

伐採

FM認証を取得した山林にて、
森林経営計画に基づく
計画的な間伐を行っています。

02 製材

製材

CoC認証を取得している登米市内の
製材所にて製材します。

03 乾燥

乾燥

CoC認証を取得している登米町森林組合にて、
エコロジカルな太陽熱木材乾燥庫ToSMSと
熱風真空乾燥機を用いて、
「登米材」の品質に求められる
理想的な含水率に調整しています。

太陽熱木材乾燥庫 ToSMS

04 加工

加工

登米町森林組合(CoC認証にて外部委託先として
審査登録されている加工業者を含む)にて、
モルダー加工機により多様な寸法形状に
高精度で対応しています。
また用途に応じて集成材加工も行っています。

05

設計・施工に合わせた柔軟な対応

様々な建築用途で使用出来る建材を多くの樹種で商品化しています。また標準品をベースに長さ加工を行った上での納品にも対応いたします。さらに求められる意匠に合わせてフルオーダーが可能です。

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登米懐古館

アルバム

様々な物件で「登米材」が使われています。設計・施工の参考としてご活用ください。

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