森林組合の家づくり ポイント4

健康的な毎日をおくるために、住まいの環境は重要です。近年、花粉症や建材アレルギー、結露などからくるカビで日々困っている方が増えています。
木材は、柔らかで温かみのある感触を有するとともに、室内の湿度変化を緩和させ、快適性を高めるなどの優れた性質を備えています。そのため特に、建築仕上材として適所に木材を使用することにより、温かみと潤いのある住まいとなります。
近年、木材を活用した住まいの環境についての研究が多くなされています。それによると、①室内の温熱環境等の向上、②心理・情緒・健康面での効果があります。

また森林組合の家づくりでは、適切に管理が行われている森林から木を伐採して用いています。さらに住まいに木材をふんだんに使うことで、森林では間伐が進み、木漏れ日が大地に差し込む明るい林層では広葉樹の新しい芽が育ち、多様な植生・生物が活きる美しい森づくりに貢献します。